活動への参加を考えている方へ
代表理事 井田 奈穂
法改正を待つ人を、もう一人も見送らなくて済むように
皆さんは何年選択的夫婦別姓を待ちましたか?
私は6年です。たった6年ですが、もうたくさんです。
メンバーの中には「結婚を諦めた」という人、「もう30年待っているけど自分の名前で死ねるかが不安」という人もいます。
2022年12月22日、法制審議会答申時(1996年)の幹事でいらした小池信行弁護士が亡くなりました。
その2年前、超党派勉強会でのご登壇をお願いしたら快く引き受けてくださり、四半世紀前になぜ選択的夫婦別姓が法制化されかけたのか、なぜ世界の中で日本だけは達成できなかったのかを語っていただきました。
その時の講演録です。
「個人の尊厳のためにも早期の法改正を」平成8年法制審で幹事を務めた小池信行氏が語る、答申の経緯と提言
「あの時代のことを知る人は少なくなったから、語り部になる」と応援してくださり、社会調査を行ったときは、コメントも寄せてくださいました。
選択的夫婦別姓は、「それぞれの人がその人らしく生きるための選択肢として必要」。
そう言い残してくださった小池さんの遺志を私は達成したい。
法改正を実現するには、皆さんの応援が必要です。
もう一人も、「法改正を待つうちに命が尽きてしまった」という人を出さないために。
皆さんで一緒に、法改正の日を迎えましょう。